こんにちは、たま(tamacraif)です。
この記事はこんな人向けの記事です。
- オルカンのコストってどれくらい
- 手数料や信託報酬の詳細を知りたい
- オルカンのコストって高いの?安いの?
【この記事の結論】
- オルカンとは全世界47か国に
分散投資する大人気の投資信託 -
売買手数料は無料
(買っても無料、売っても無料) -
信託報酬は0.05775%/年(税込)
-
隠れコスト(その他費用)を含んだ
実質コストは0.09%/年 -
信託報酬は値下げ合戦で
引き下げ傾向にある
※2023年9月8日に改定
(0.1133%→0.05775%) -
SP500の方がコストは高い
(実質コストは0.112%/年) -
Tracersとの比較はまだできない
(実質コストが公表されていない) -
Slimじゃないオルカンは
実質コスト0.717%なので
間違って買わないように注意
オルカンに投資するなら
証券会社の口座開設が必要です。
証券口座はたくさん持っているほど
有利でお得なのでポイ活を利用して
賢くさくっと開設してみてください。
詳細が気になる方は
記事もご覧ください。
5分程度で読み終わる記事です。
この記事では
投資信託を選ぶ際に非常に重要となるコストに
フォーカスしてオルカンを見ていきます。
- 信託報酬はいくら?
- 他には手数料はかからないの?
- 実はあまり知られてない隠れコスト
- 他の投資信託と比較してコストどうなの?
投資信託選びやパフォーマンス計算などに
活用してください。
オルカンについて総合的に知りたい場合には
こちらの記事もご覧ください。
オルカンとは全世界に分散投資する投資信託 | 信託報酬手数料や比率などの詳細情報まで
オルカン投資は
NISA活用とセットが必須!
来年から始まる新NISAについても
しっかりと学んでおきましょう!
こちらの書籍がKindleUnlimited対象で
初めての人なら無料で読めます!
524個の評価
このチャンスを活用して
賢く新NISAについても学んで
投資利益を増やしましょう!
字で本を読むのが苦手な人は
耳で気軽に聞けるAudibleも
無料で体験できます。
目次
オルカンとは世界47か国に分散投資する大人気投資信託
オルカンとは
全世界47か国・約3,000銘柄に
分散投資するインデックス型の
投資信託です。
どんな国や銘柄が入っているかは
詳しく知りたい人はこちら👇。
【割合は90%!】オルカンはアメリカ・日本などほとんど先進国で構成されていた
【約10%の割合】オルカンに含まれる新興国は中国・韓国・インド・ブラジルなど
メモ
正式名称は
eMAXIS Slim 全世界株式
(オールカントリー)。
世界を丸ごと買えるのが
最大の特徴です。
三菱UFJ国際投信が運用しており
楽天証券・SBI証券を筆頭に
マネックス証券や松井証券など
大手の証券会社ならどこでも買えます。
100円から1円単位で
好きな金額で買えるのも
投資信託のメリット。
「投信ブロガーが選ぶ!
Fund of the Year」では
毎年1位を争っている
超人気の投資商品です。
純資産総額は1兆円以上あり
大規模で安定した運用が強みです。
購入手数料は無料で、
信託報酬は年率0.05775%と
破格のお値段です。
2018年の運用以来
1年あたり約22%の利回りと
抜群のパフォーマンスを
発揮してきています。
詳しい利回りや期待リターンは
こちらの記事で解説してます。
このように最強の分散投資で
利回りも高く大人気と
投資信託がオルカンです。
このようにオルカンは優秀で
人気の投資信託ですが、
投資利益に直結するコストは
どれくらいなのでしょうか?
この記事では
隠れコストまで含めた
実際のオルカンの手数料や
他の投資信託と比較した実力などを
詳しく解説していきます。
僕はオルカン最強派です。
その根拠はこちら👇
オルカンの本当のコスト(売買手数料・信託報酬・その他費用など)
オルカンをはじめとした投資信託には
いろんな種類のコストがあります。
有名なものでは
日々の運用費用となる信託報酬に
購入時にかかる手数料、
売却時にかかる手数料など。
ですがそれ以外にも
運用実績に応じてかかってくる
隠れ費用も存在します。
詳しく見ていきましょう。
売買手数料(買付・売却)
まずは投資信託の購入と
売却に関する費用です。
オルカンは購入時にかかる
買付手数料は無料です。
一般的に売却時には
信託財産保留額や
換金手数料などの費用が
かかってきます。
ですがオルカンは
売却時にも手数料は無料!
ポイント
つまりどれだけ買ったり売ったりしても
手数料はすべて無料なんです。
これはありがたいですね。
ただ、インデックス型の投資信託は
そもそも頻繁に売買するものではないので
無料だからといってすぐに売買すると
運用パフォーマンスが落ちるので注意です。
特にNISA枠で買っている場合には
売ると節税効果が小さくなってしまうので
基本的には長期保有しましょうね。
管理費用(信託報酬)
さて一番大事なのが
日々かかってくる管理費用です。
有名なのは信託報酬で
これはいろんなところで公表されてるので
投資信託を選ぶ際には
意識している人も多いですね。
参考
信託報酬は投資信託の運用会社や
販売会社、資金の運用会社が
受け取る費用で
日々の基準価格から自動的に引かれます。
オルカンの信託報酬は
0.05775%/年(税込)。
参考
2023年9月8日から
0.1133%→0.05775へと
価格改定が行われました。
内訳として以下となっています。
- 委託会社:0.0175%
- 委託会社代行手数料:0.0175%
- 受託会社:0.0175%
金融庁が発表している
インデックスファンドの信託報酬の
平均値は0.31%なので
オルカンの費用はかなり安いですね。
ちなみにアクティブ投資信託を含めた
全体の平均値は1.16%です。
隠れコスト(その他費用)
投資信託を運用するうえで
気を付けたいのが隠れコスト。
参考
目論見書などには
比率が明確に記載されていない
運用してからでないと
分からないコストです。
こちらは交付運用報告書にて
事後報告されます。
なので実際に運用を開始して
本当にかかった費用を見ないと
投資信託の真のコストは
分からないので注意です。
オルカンの場合は
信託報酬を含めた1年のコストは
以下のように報告されています。
- 信託報酬:0.05775%
- 売買委託手数料:0.007%
- 有価証券取引税:0.012%
- その他費用:0.037%
合計すると0.09%/年となり、
これがオルカンの本当のコストです。
信託報酬だけにとらわれず
本当のコストに注目するのが大事ですね。
出典:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 交付運用報告書
オルカンの信託報酬は引き下げ傾向にある
最近は投資信託の人気が増しており
各社の運用商品もこぞって
信託報酬の値下げ合戦を繰り広げています。
オルカンもこの流れに合わせて
しっかりと値下げしてくれています。
ポイント
2023年5月11日に
オルカンの信託報酬は
0.1144%から0.1133%に
地味ですが値下げされました。
さらに2023年9月8日には
0.1133%→0.05775%へと
大幅に引き下げ!
SP500とのコスト比較
オルカンの永遠のライバルである
SP500と比べるとコストはどうなのでしょうか?
- オルカン
- 信託報酬:0.05775%
- トータルコスト:0.09%
- SP500
- 信託報酬:0.09372%
- トータルコスト:0.112%
コスト面でもオルカンの勝ちです。
信託報酬の差は0.035%で、
隠れコストまで含めた
トータルコストの差は0.022%。
このあたりのコストを節約して
有用な投資情報を学ぶのに使ったほうが
トータルの成績は良くなりそうです。
投資情報を学ぶなら 最初は
株探プレミアムの無料体験がおススメです。
圧倒的なコンテンツ量に加えて
分かりやすく、最新の投資情報を
お届けしてくれます!
他の全世界投資信託と比較(Tracersオールカントリー)
2023年には他の全世界株式の
投資信託にも大きな動きがありました。
まずは日興アセットマネジメントが
2023年4月26日に運用開始した
「Tracers MSCI オール・カントリー・インデックス(全世界)」。
ポイント
なんと信託報酬がオルカンの約半分、
0.05775%/年で話題になりました。
ただしこちらも隠れコストが
かなり含まれていそうなので
最終的な実質コストは
運用してしばらくするまで分かりません。
取り扱いがある証券会社も
いまはSBI証券だけという点から見ても
まだまだ様子見している人が多いですね。
ちなみにオルカンの運用元である
三菱UFJ国際投信は
「Tracersオールカントリーに追随した
信託報酬の引き下げは行わない」
と明言していましたが結局追随しました。
2023年9月8日より
オルカンの信託報酬は
0.1133%から0.05775%へ
引き下げられました。
Tracersの実質的な
運用コストの公開はこれからなので
どっちが安いのかしばらくは
注視が必要ですね。
ほかに全世界の株式に
分散投資する投資信託としては
たわらノーロード全世界株式も有名です。
こちらの信託報酬は0.1133%/年となっており
オルカンのほうが安くなりました。
この先たわらノーロードが値下げして
追随してくるのか注目です。
オルカンコストの計算・シミュレーション
オルカンをはじめとした投資信託の
信託報酬などのコストは
どのように計算されて引かれるのでしょうか?
実は投資信託のコストは
個人の資産額から徐々に
引かれているわけではなく
基準価格にこっそりと反映されて
日々引かれているのです。
具体的には1年分の信託報酬や
日々の運用で発生したコストを
毎日計算して日々のコストを算出します。
信託報酬は365で割った比率で
毎日引かれていきます。
基準価格は投資対象の
値上がりや値下がりだけでなく
コストまで踏まえて価格となっているのです。
たとえば1,000万円オルカンを購入して
1年で5%値上がりしたとしましょう。
1年後には1,050万円になっているはずですが、
ここにコストがかかってきます。
1年の実質コスト(隠れコスト含む)は0.17%で
この1年の平均価格が1,025万円と仮定すると
1年のコストは17,425円になり、
資産額は1,023.2万円となります。
仮にこのまま10年間保有して
基準価格が毎年5%値上がりしたと仮定して
トータルのコストをシミュレーション
してみましょう。
10年間 毎年5%利益が増えてきた場合には
1,000万円が約1,600万円になります。
その場合0.17%/年でコスト計算すると
10年間のコストは21.7万円となります。
参考
ちなみに30年の場合には
資産額は約4100万円になり
コスト総額は約112万円です。
複利効果ってやっぱり大きいですね。
Slimじゃないほう(ただのeMAXIS)はコストめちゃ高いので注意!
eMAXISシリーズには
実はSlimじゃない投資信託もあります。
注意ポイント
Slimじゃないほうは
商品の内容は同じなのに
コストだけ高い罠商品なので
騙されて買わないように注意しましょう!
たとえばオルカンの
Slimじゃないバージョンで
eMAXIS 全世界株式インデックス
という商品があります。
こちらは信託報酬が0.66%/年で
隠れコストも含めると0.717%です。
Slimオルカンと比べると
5倍以上のコストになるので
絶対に選ばないように注意です!
オルカンはSBI証券・楽天証券・マネックス証券などだいたいどこの証券会社でも買える
オルカンは有名な投資信託なので
ほぼすべての証券会社で
買うことができます。
ポイント
どこの証券会社で買っても
コストは変わらないので
好きな証券会社で買えばOKです。
代表的な証券会社は
以下にご紹介しておきます。
証券口座はたくさん持っているほど
有利でお得なのでポイ活を利用して
賢くさくっと開設してみてください。
まとめ
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
改めて記事の内容をまとめます。
【この記事の結論】
- オルカンとは全世界47か国に
分散投資する大人気の投資信託 -
売買手数料は無料
(買っても無料、売っても無料) -
信託報酬は0.05775%/年(税込)
-
隠れコスト(その他費用)を含んだ
実質コストは0.09%/年 -
信託報酬は値下げ合戦で
引き下げ傾向にある
※2023年9月8日に改定
(0.1133%→0.05775%) -
SP500の方がコストは高い
(実質コストは0.112%/年) -
Tracersとの比較はまだできない
(実質コストが公表されていない) -
Slimじゃないオルカンは
実質コスト0.717%なので
間違って買わないように注意
この記事ではコスト面から
人気の投資信託であるオルカンを
ご紹介してきましが
コスト以外にも重要なポイントが
たくさんあります。
それは税金です!
そのためオルカン投資は
NISA活用とセットが必須!
来年から始まる新NISAについても
しっかりと学んでおきましょう!
こちらの書籍がKindleUnlimited対象で
初めての人なら無料で読めます!
524個の評価
このチャンスを活用して
賢く新NISAについても学んで
投資利益を増やしましょう!
字で本を読むのが苦手な人は
耳で気軽に聞けるAudibleも
無料で体験できます。
またオルカンでは世界全体の「株式」に
分散して投資できますが、
資産クラスの分散も重要です。
金(GOLD)やビットコイン、債券など
いろんな資産への分散も
検討してみてください。
これから仮想通貨投資を始めたい
初心者の人におススメの仮想通貨取引所は
こちらの記事にまとめてます。
【目指せ爆益】日本の大手仮想通貨取引所のおすすめランキング5選+α
-
【目指せ爆益】日本の大手暗号資産(仮想通貨)取引所のおすすめランキング5選+α
続きを見る
他にも投資記事あります♪
<次に読むのにイチオシの記事> 続きを見る
【5分でささっと概要】オルカンとは全世界47か国の株に分散投資する最強の投資信託
-
【分散こそ正義】将来的に最強の投資信託オルカンのメリット
続きを見る
-
【年率22%!】オルカンの平均利回りと今後の期待リターン
続きを見る
-
【割合は90%!】オルカンはアメリカ・日本などほとんど先進国で構成されていた
続きを見る
-
【ポイ活でビットコインざっくざく】仮想通貨がもらえるポイントサイト"ビッコレ"
続きを見る
-
【保有量・平均取得単価】マイクロストラテジーのビットコイン戦略を紐解く
続きを見る
-
【初心者はどっちがいい?】為替ヘッジの仕組みと"あり/なし"の選び方を分かりやすく
続きを見る
-
【時代は金投資】SPDRゴールドシェアのドル建てGLDと円建て1326の違いからどっちが良いのか探る
続きを見る
-
投資ポートフォリオを強化したいならビットコインなどの仮想通貨を組み込んでみよう
続きを見る
-
投資ポートフォリオの作り方とメリット | リターンとリスクを最適化して資産を効率的に増やそう!
続きを見る
-
仮想通貨DeFiで失敗しがちな3つのポイントと対策
続きを見る
-
ビットコイン大好きマイクロストラテジーとはどんな会社?
続きを見る
-
【5分でささっと概要】オルカンとは全世界47か国の株に分散投資する最強の投資信託
続きを見る
-
【誰得データ】米FRBパウエル議長(パウ爺)の年収・年齢・経歴・資産・学歴
続きを見る
-
IPO投資は低リスクで現金余力を有効活用できる宝くじだ
続きを見る
仮想通貨の口座開設については
こちらの記事で詳しく解説してます!
-
【誰でもスマホでサクッと15分】ビットフライヤーの口座開設手順を図解:ビットコインなどの仮想通貨を買ってみよう!
続きを見る
-
【両方開設が最強】コインチェックとビットフライヤーはどっちが良いか徹底比較
続きを見る
-
【取引所の改悪に備えよ!】移管はめちゃラクなので、仮想通貨口座は複数作っておこう!
続きを見る
-
ビットコイン取引といえば! | bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴とおすすめポイント
続きを見る
-
コインチェックの特徴とメリット・デメリットまとめました:手数料・銘柄の種類・取引所と販売所の比較など
続きを見る
-
初心者にも分かりやすく | 図解でコインチェックの口座開設を詳細解説
続きを見る
-
【THE・かんたん】楽天銀行からコインチェックへの入金手順を図解
続きを見る
-
三菱UFJ銀行ダイレクトからコインチェックへの入金方法について
続きを見る
-
BITPOINT口座開設手順を図解で徹底紹介
続きを見る
仮想通貨について
もっともっと学びたい方は
他の記事もぜひご覧ください!
-
【初心者はどっちがいい?】為替ヘッジの仕組みと"あり/なし"の選び方を分かりやすく
続きを見る
-
【時代は金投資】SPDRゴールドシェアのドル建てGLDと円建て1326の違いからどっちが良いのか探る
続きを見る
-
【やや遅】コインチェックの入金反映時間は10分くらい
続きを見る
-
いまさらだけどNFTを始めたくてLINEでCNP Villainsの早押しに挑戦してみた
続きを見る
-
ビットコインは何月に強いのか?過去の価格推移からアノマリーと買い時を探る
続きを見る
-
海外送金の手数料を抑えるならビットコインなどの仮想通貨を使おう
続きを見る
-
NFTとは単なる絵ではない!その価値と特徴・仕組みを分かりやすく解説!
続きを見る
-
<2022年版>仮想通貨・ブロックチェーン 将来性のある本命銘柄50社!日本からは富士通とLINE
続きを見る
-
ビットコインなどの仮想通貨が下落・暴落しても儲かる。空売り(ショート)で利益を出そう!
続きを見る
-
コインチェックでイーサリアムは買わないで!取引所で買えないからめちゃ損する
続きを見る
-
【株・不動産・金に続け】ビットコインはインフレ対策資産になれるのか?
続きを見る
-
【初心者向けに分かりやすく】仮想通貨とは「価値を持ったデータ」だ!
続きを見る
-
最初の仮想通貨:ビットコインとは?【基礎と特徴を分かりやすく】
続きを見る
-
次のビットコイン半減期はいつ?翌年以降の価格推移を分析する!
続きを見る
-
抑えておくべき主要な仮想通貨4種類と特徴(ビットコイン・イーサリアム・アルトコイン・草コイン)
続きを見る