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日本株 米国株投資

【初心者はどっちがいい?】為替ヘッジの仕組みと"あり/なし"の選び方を分かりやすく

【初心者はどっちがいい?】為替ヘッジの仕組みと"あり/なし"の選び方を分かりやすく

こんにちは、たま(tamacraif)です。

この記事はこんな人向けの記事です。

  • 為替ヘッジを分かりやすく
    説明してほしい
  • 初心者は為替ヘッジ 「あり/なし」
    どっちがいいの?

【この記事の結論】

  • 投資初心者には
    「為替ヘッジなし」が良い
  • 為替ヘッジには
    年間数%のヘッジコストがかかる
  • ヘッジコストは
    日米などの金利差で決まる
  • アメリカが高金利
    日本が低金利な今は
    為替ヘッジのメリットは低い

為替ヘッジがあってもなくても
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記事もご覧ください。

5分程度で読み終わる記事です。


投資信託やETF、NISAにiDeCo、
確定拠出年金など
投資商品に触れる機会が
増えてきましたね。

ただ たくさんの投資商品が並んでいて
初心者の人はどれを選んでいいか
よく分からなくなりますよね?

ポイント

この記事では投資商品を選ぶ
ポイントの一つである
為替ヘッジ「あり/なし」について
解説していきます。

この記事を読めば
どの投資商品を選べばいいか
スッキリと分かるようになります!


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為替ヘッジとは

為替ヘッジとは
米国債など外国の通貨ベース(ドルやユーロ)で
運用される金融商品(投資信託やETF)
為替変動リスクを低減させる仕組みです。

たとえば米国債が1年で10%値上がりしたとして
20%円高(円の価値が下がる)になったら
日本円換算だと逆に損をすることになります。

ところが為替ヘッジありの商品に投資していると
この円高の部分の影響を受けず
米国債の10%値上がり部分だけを
美味しくいただけるわけです。

めでたしめでたし。


と、残念ながら
そんな単純ではありません。

ここからまずは為替ヘッジの
メリットデメリットをご説明します。

為替ヘッジのメリット・デメリット

為替ヘッジのメリット
さきほども述べたように
為替の影響を抑えることができます。

参考

米国債などが値上がりしている期間に
円高になったとしても
為替ヘッジがあれば
きっちり利益がとれます。

ただ 為替ヘッジをすることで
ノーリスクで為替変動の影響を
抑えられるなら誰も苦労はしません。

当然、為替ヘッジには
そのための費用がかかります。

これを為替ヘッジコストと呼びます。

このコストが為替ヘッジのデメリット
になります。


でも年1%くらいのコストで
為替影響を抑えられるなら
それでもお得じゃん
と思いましたか?

だからそんな甘い話はないのです。

為替ヘッジコストはどのように決まるのか

為替ヘッジのコスト
ヘッジする通貨ペアの
短期金利差で決まります。

メモ

ドル円の為替をヘッジしたいなら、
ドルの金利と円の金利の差
為替ヘッジのコストが決まってきます。

特にいまは
アメリカは利上げの最終段階の一方で
日本は低金利政策を続けているので
日米の金利差はかなり開いてます。


ものすごく単純にヘッジコストを計算すると
アメリカの3ヵ月金利が5.2%
日本の3ヵ月金利が-0.15%だとすると、
日米の金利差は5.35%なので
この5.35%が為替ヘッジコストになります。

ドル円が135円の時に
ドル建ての為替ヘッジの商品を買うと
5.35%のヘッジコストは7.3円となり、
売却するときには135-7.3=127.7円の
レートで日本円に戻すことができます。

ポイント

つまりこの取引は
ドル円が127円より円高(120円とか110円)
になればヘッジしたら得をし、
それよりも円安(130円とか140円)なら
ヘッジするとむしろ損をする
ということになります。


さらにドルや円の需要に合わせて
上乗せの金利となる
ベーシススワップも加わるため
金利差+αのコストがかかってきます。

ベーシススワップは
最大で0.8%くらいかかるので
これだけで信託報酬並みの負担になり
投資のパフォーマンスを押し下げます。

このように
金利差が大きい局面や通貨では
ヘッジコストがかなり高くなるので
投資のパフォーマンスを
かなり落としてしまいます。

為替ヘッジあり・なしのどちらを選べばよいのか

ちょっと難しい話を織り交ぜてきましたが、
結局は為替ヘッジあり・なしの
どちらを選べばよいのでしょうか?

結論は
「為替ヘッジなし」
もしくは
「いまは投資しない」
を推奨します。

ここまで見てきたように
為替ヘッジのコストはかなり大きくて
投資のパフォーマンスを押し下げます。

注意ポイント

その結果、投資の成績が
マイナスになるくらいなら
「投資をしない」というのが
一番良い選択
です。

特にいまは円安で金利差も大きいので
円から外国の投資商品に投資するには
あまり良いタイミングではありません。

為替ヘッジなしだと
今後大きく円高になったときに
マイナスになってしまう。

為替ヘッジありだと
ヘッジコストが大きすぎて
マイナスになってしまう。

そういう状況なら
国内の投資商品を選んだり
為替の状況が良くなるまで
投資を待つというスタンスが大事です。

どうしてもいま買っておきたいなら
為替ヘッジなしをおすすめします。


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実際の為替ヘッジコストを見てみる

最後に有名な商品ごとに
為替ヘッジコストがどれくらいかかって
どのように引かれていくか
具体例として見ていきます。

投資信託やETFのヘッジコスト
信託報酬などのコストには含まれません。

ゆるやかに基準価格から
こっそりと引かれていきます。

また変動するので明確にいくらになるか
記載している商品はほとんどないです。

なので運用レポートから
ヘッジ前後のパフォーマンスを比較して
ヘッジコストを推測する手法を取ります。

野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型

外国株式投信の為替ヘッジ型です。
愛称はFunds-i 外国株式・為替ヘッジ型。

2023年5月時点での為替ヘッジコストは
約4.1%/年となります。

やはりかなりコストが高いので、
1年パフォーマンスも-12.7%です。

※出典:野村証券マンスリーレポート

野村インデックスファンド・新興国債券・為替ヘッジ型

新興国の債券に投資する商品の
為替ヘッジ型です。
愛称はFunds-i 新興国債券・為替ヘッジ型。

2023年5月時点での為替ヘッジコストは
約4.7%/年となります。

これもかなりコストが高いので、
1年パフォーマンスも-13.3%です。

※出典:野村証券マンスリーレポート


このように日本は金利が低いので
ほとんどの国の通貨に対して
ヘッジコストは高くなっています。

ヘッジコストだけで
だいぶ投資成績が落ちるので
いまはあまりヘッジ商品を
使うべきではない
状況だといえますね。

いま投資を検討するなら、
為替ヘッジなしをおすすめします。

もしくはもう少し金利や
為替が落ち着くまで
国内投資商品や仮想通貨など
他の投資商品に資金を振り分けるのも
良い手かと思います。


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まとめ

最後までご覧いただき
ありがとうございます。

改めて記事の内容をまとめます。

【この記事の結論】

  • 投資初心者には
    「為替ヘッジなし」が良い
  • 為替ヘッジには
    年間数%のヘッジコストがかかる
  • ヘッジコストは
    日米などの金利差で決まる
  • アメリカが高金利
    日本が低金利な今は
    為替ヘッジのメリットは低い

為替ヘッジがあってもなくても
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この記事では
為替ヘッジについて解説しましたが
各国の金融政策に左右されるので
理不尽な損をしてしまうことも多いです。

仮想通貨は国の政策には縛られないので
これからの時代の自由通貨になる
可能性を秘めています。

いまのうちに少額仕込んでおくことと
将来のリスクヘッジにつながります。

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