こんにちは、たま(tamacraif)です。
この記事はこんな人向けの記事です。
- 金(GOLD)の投資に興味がある
- SPDRゴールドシェアは
ドル建てと円建てどっちがいいの? - GLDと1326の違いを知りたい
【この記事の結論】
- 金に投資するなら
経費率0.10%の
GLDMが最適 - ドル建てのGLDは
金価格をダイレクトに反映 - 円建ての1326は
為替影響が入るので
投資パフォーマンスが"にごる" - ドル円と金には
逆相関の関係がある
金のETFに投資するためには
証券会社の口座を
開設する必要があります。
まだ証券会社の口座を
開設していない人は
以下のリンクから口座開設すると
いまなら10,000円分の
ポイントがもらえます!
詳細が気になる方は
記事もご覧ください。
5分程度で読み終わる記事です。
インフレ、紛争、銀行破綻。
世界情勢や経済が不安定になると
現物資産である「金(GOLD)」が
注目を浴びますよね。
この記事では
金投資を検討している人に向けて
王道の投資商品である
SPDRゴールドシェアを
ドル建て(GLD)・円建て(1326)
どっちで買えば良いか
違いを比較していきます。
インフレに強い資産については
こちらの記事で詳しく説明してます。
【株・不動産・金に続け】ビットコインはインフレ対策資産になれるのか?
目次
SPDRゴールドシェアの基本情報
日本人が日本円をベースに
金(GOLD)に投資する場合に
一番主流なのが
SPDRのETFである
GLD(SPDR ゴールド・シェア)
を買う方法です。
GLDの基本データ
- 金現物に裏付けされた最初のETF
- 2004年11月18日の設定
- 設定来パフォーマンスは8.07%/年。
- 総資産額は約600億ドル(7.8兆円)。
- 経費率は0.40%/年
GLDのパフォーマンス
年率リターン(2023/3/31)
過去1年:1.53%/年
過去3年:6.73%/年
過去5年:7.94%/年
過去10年:1.75%/年
設定来(2004~):8.07%/年
GLDは最近は調子が良くて
ここ数年は6~8%/年の
高パフォーマンスを継続して
出しています。
ロシア×ウクライナ情勢や
アメリカの銀行破綻などで
金の需要はすこぶる順調です。
注意ポイント
ですが2010年代は闇の時代で
かなり低パフォーマンスだったので
浮き沈みが激しい資産と言えます。
ちなみに「有事の金」
という格言がありますが、
結構勘違いしている人が多いです。
「有事の金」は
"有事に金を買え"
ということではなくて
"有事に金は値上がりするから
平時に買っておきなよ"
という意味です。
できるだけ安い時を狙って買い
有事で上がったときに
利確するのが賢い戦略です。
SPDRゴールド・シェアの購入方法
このSPDRゴールド・シェアには
日本からは以下の二通りの方法で
買うことができます。
- ドル建ての米国ETF
である"GLD" - 日本円建ての東証ETF
である"1326"
GLDは楽天証券やSBI証券などの
米国株取引口座から、
1326は各証券会社の
日本株取引口座から
それぞれ購入することができます。
GLD・1326は空売りや信用取引も可能
GLD・1326は空売りや
信用取引もできます。
さらに値動きにレバレッジをかけた
派生商品もあるので、
短期の値動きをとらえた
タイミング投資(投機)がしたいなら
こちらの商品を利用するのもアリですね。
2036
NEXT NOTES 日経・TOCOM
金ダブル・ブルETN
日経・JPX金レバレッジ指数への連動
2013年4月19日
経費率:0.80%/年
2037
NEXT NOTES 日経・TOCOM
金ベアETN
日経・JPX金インバース指数への連動
2013年4月19日
経費率:0.80%/年
GLD・1326の違い
ドル建てのGLDと円建ての1326は
基本的にはまったく同じ商品を
ドルで買うか、円で買うかの違いで、
商品の内容や経費率なども同じです。
つまり買う瞬間には通貨換算すれば
まったく同じ価格になります。
ドル建てのGLDと円建ての1326では
同じ金ETFに投資するにも関わらず
運用成績はかなり異なってきます。
その原因は為替の影響です。
ドル建てのGLD
金は世界中で取引・投資されているので
取引主体はドルベースになります。
なのでSPDRゴールド・シェアも
ドル建てのGLDがベースです。
そのためGLDの値動きは
金の取引価格がダイレクトに
反映されます。
経費率が低いGLDM
ところでGLDには
経費率をさらに下げた
GLDMという派生商品があります。
値動きはGLDと同じながら
経費率は0.10%と
1/4にまで削減されてます。
実際に投資する際には
GLDではなく"GLDM"に
投資するのが良いですね。
円建ての1326
資産をほとんどドルで
持っているアメリカ人や
過去に円から大量にドル転して
ドル資産を保有している日本人は
そのドルでGLDMに投資すれば
オッケーです。
一方で資産のほとんどが日本円の場合、
まず円からドルへ為替交換してから
GLDへ投資する必要があります。
その手間を回避するために
日本円で直接GLDを
買えるようにしたのが
円建ての1326です。
メモ
1326の基準価格は
GLDの金価格に
ドル円の為替レートを掛けて
計算されます。
そのためドル転してGLDを買うのと
ほぼ同じ基準価格で
簡単に金ETFに投資できるのが魅力です。
経費率もGLDと同じ0.40%なので
日本人が金投資するには
最適な気がしますね。
でも GLDと1326には
いくつか違いと注意点があります。
GLDと1326の違い
1326 = GLD × USDJPY
この式の意味は
東証に円建てで上場する1326は
アメリカでドル建てで上場するGLDに
為替レートであるドル円を
掛けたものであるということです。
つまり純粋な金価格であるGLDに
ドル円を為替の影響をがっつり受けたのが
1326ということになります。
注意ポイント
つまり金投資をしたいのに
1326に投資をしてしまうと
為替にも投資していることに
なってしまいます。
そして金の価格とドル円の為替レートは
逆相関が長年が続いてしまい
お互いの動きの相殺しあいます。
この図を見ると分かるのですが、
金の価格が上がれば円高になって
円建ての1326の値上がりは抑えられる。
逆に金の価格が下がれば
今度は円安になって
円建ての1326の値下がりは
控えめになる。
つまり金価格自体の値上がり・値下がりが
為替によって控えめに抑えられるのが
1326の特徴になります。
良く言えばボラティリティを抑えた
投資ができるということですね。
結局GDLと1326のどっちに投資すればが良いのか
ここまでGLDと1326を
比較してきましたが、
じゃあどっちに投資したら
良いのでしょうか?
ポイント
結論から言うと
純粋に金の値動きに投資をする
という観点ではGLD一択です。
もっというと同じ値動きで
経費率を抑えられるGLDMを
楽天証券やSBI証券の米国株取引で
投資して買いましょう。
先ほども書いたように
1326はドル円の為替が混じっているので
純粋な金の値動きとは違う動きをします。
せっかく金という商品に魅力を感じて
投資をしようとしているのに
いつのまにかドル円にも
投資しているんなら
意味ないですよね?
そういう意味で
金ETFに投資するなら
GLDMに投資をしましょう。
金のETFに投資するためには
証券会社の口座を
開設する必要があります。
まだ証券会社の口座を
開設していない人は
以下のリンクから口座開設すると
いまなら10,000円分の
ポイントがもらえます!
他の金ETF・投資信託
他にも金に投資できるETFや
投資信託はたくさんあります。
でも 正直どれも似たり寄ったりなので
わざわざ調べて他のものを買うくらいなら
GLDMを買っておけば間違いないです。
参考までに金に投資できる
代表的な他の商品をご紹介しておきます。
金に投資できる米国ETF
IAU
iシェアーズ・ゴールド・トラスト
経費率:0.250%/年
金地金の変動への連動を目指すETF。
GLDとほぼ同じなので、
経費率がより安いGLDMへの
投資の方が望ましい。
GDX
ヴァンエック金鉱株ETF
経費率:0.51%
金の採掘などに関連する
企業を集めたETF。
金本体の価格と比べると
値動きが激しい特徴がある。
金に投資できる日本のETF
1540
純金信託
経費率:0.44%
現物保管された金と交換可能なETFで、
日本国内の金価格に連動します。
注意ポイント
実際に金に交換するためには、
1kgあたり数万円以上の
手数料が必要で
現実的に金と交換する目的
には向いていません。
現物での金を保有したいのであれば、
田中貴金属で純金積み立てをするのが
現時点での最適解となります。
金に投資できる投資信託
三菱UFJ 純金ファンド
経費率:0.550%
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり)
経費率:0.539% + ヘッジコスト(数%)
投資信託はあまり良い商品がないので
ETFで購入するのが無難です。
為替ヘッジについては
こちらの記事で詳しく解説してるので
ぜひご覧ください。
【初心者はどっちがいい?】為替ヘッジの仕組みと"あり/なし"の選び方を分かりやすく
まとめ
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
改めて記事の内容をまとめます。
【この記事の結論】
- 金に投資するなら
経費率0.10%の
GLDMが最適 - ドル建てのGLDは
金価格をダイレクトに反映 - 円建ての1326は
為替影響が入るので
投資パフォーマンスが"にごる" - ドル円と金には
逆相関の関係がある
この記事では
インフレ対策資産としての
金(GOLD)について解説しましたが、
仮想通貨もインフレに強いです!
インフレに対策したいなら
まずは仮想通貨取引所の
口座だけでも開設しておきましょう!
おすすめの仮想通貨取引所は
こちらの記事で詳しく解説してます。
【目指せ爆益】日本の大手仮想通貨取引所のおすすめランキング5選+α
他にも投資記事あります♪
<次に読むのにイチオシの記事> 続きを見る
【株・不動産・金に続け】ビットコインはインフレ対策資産になれるのか?
-
投資ポートフォリオを強化したいならビットコインなどの仮想通貨を組み込んでみよう
続きを見る
-
投資ポートフォリオの作り方とメリット | リターンとリスクを最適化して資産を効率的に増やそう!
続きを見る
-
仮想通貨DeFiで失敗しがちな3つのポイントと対策
続きを見る
-
ビットコイン大好きマイクロストラテジーとはどんな会社?
続きを見る
-
【5分でささっと概要】オルカンとは全世界47か国の株に分散投資する最強の投資信託
続きを見る
-
【誰得データ】米FRBパウエル議長(パウ爺)の年収・年齢・経歴・資産・学歴
続きを見る
-
IPO投資は低リスクで現金余力を有効活用できる宝くじだ
続きを見る
仮想通貨の口座開設については
こちらの記事で詳しく解説してます!
-
【誰でもスマホでサクッと15分】ビットフライヤーの口座開設手順を図解:ビットコインなどの仮想通貨を買ってみよう!
続きを見る
-
【両方開設が最強】コインチェックとビットフライヤーはどっちが良いか徹底比較
続きを見る
-
【取引所の改悪に備えよ!】移管はめちゃラクなので、仮想通貨口座は複数作っておこう!
続きを見る
-
ビットコイン取引といえば! | bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴とおすすめポイント
続きを見る
-
コインチェックの特徴とメリット・デメリットまとめました:手数料・銘柄の種類・取引所と販売所の比較など
続きを見る
-
初心者にも分かりやすく | 図解でコインチェックの口座開設を詳細解説
続きを見る
-
【THE・かんたん】楽天銀行からコインチェックへの入金手順を図解
続きを見る
-
三菱UFJ銀行ダイレクトからコインチェックへの入金方法について
続きを見る
-
BITPOINT口座開設手順を図解で徹底紹介
続きを見る
仮想通貨について
もっともっと学びたい方は
他の記事もぜひご覧ください!
-
【やや遅】コインチェックの入金反映時間は10分くらい
続きを見る
-
いまさらだけどNFTを始めたくてLINEでCNP Villainsの早押しに挑戦してみた
続きを見る
-
ビットコインは何月に強いのか?過去の価格推移からアノマリーと買い時を探る
続きを見る
-
海外送金の手数料を抑えるならビットコインなどの仮想通貨を使おう
続きを見る
-
NFTとは単なる絵ではない!その価値と特徴・仕組みを分かりやすく解説!
続きを見る
-
<2022年版>仮想通貨・ブロックチェーン 将来性のある本命銘柄50社!日本からは富士通とLINE
続きを見る
-
ビットコインなどの仮想通貨が下落・暴落しても儲かる。空売り(ショート)で利益を出そう!
続きを見る
-
コインチェックでイーサリアムは買わないで!取引所で買えないからめちゃ損する
続きを見る
-
【株・不動産・金に続け】ビットコインはインフレ対策資産になれるのか?
続きを見る
-
【初心者向けに分かりやすく】仮想通貨とは「価値を持ったデータ」だ!
続きを見る
-
最初の仮想通貨:ビットコインとは?【基礎と特徴を分かりやすく】
続きを見る
-
次のビットコイン半減期はいつ?翌年以降の価格推移を分析する!
続きを見る
-
抑えておくべき主要な仮想通貨4種類と特徴(ビットコイン・イーサリアム・アルトコイン・草コイン)
続きを見る