こんにちは、たま(tamacraif)です。
この記事はこんな人向けの記事です。
- 投資のポートフォリオを作る
メリットを知りたい - ポートフォリオを構築する方法
を知りたい - 最適なポートフォリオを探している
【この記事の結論】
■投資ポートフォリオとは
複数の資産を組み合わせて構築する
長期投資における究極の分散投資
■ポートフォリオに組み込む資産は
リターン(期待収益率)・リスク・
シャープレシオを見ながら
バランスよく配分する
- eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
●3年期待収益率:17.02%
●3年リスク:23.05%
●3年シャープレシオ:0.80 - eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
●3年期待収益率:19.89%
●3年リスク:17.93%
●3年シャープレシオ:1.11
■ポートフォリオ構築の基本は
アセット・アロケーション
資産クラスに分類して配分を決める
- レイ・ダリオのポートフォリオ
株式:30%
長期米国債:40%
中期米国債:15%
金:7.5%
コモディティ:7.5%
■ビットコインなどの仮想通貨を
ちょっと組み入れると
ポートフォリオがさらに強化される
ポートフォリオの強化のために
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知りたい人はこちらの記事もどぞ!
詳細が気になる方は
記事もご覧ください。
5分程度で読み終わる記事です。
目次
■ポートフォリオとは複数の資産を組み合わせる分散投資
●ポートフォリオ運用は長期投資における究極の分散投資
投資の世界におけるポートフォリオとは
長期的な投資運用の成績向上のために
タイプの違ういろんな資産を
組み合わせたものを言います。
日本の株、アメリカの株、日本の国債、
アメリカの債券、不動産、金などなど
いろんな種類の資産を自分の好きなように
買い漁って全体のバランスを
整えると完成です。
ポートフォリオを作って運用することで
究極の分散投資を実現することができ、
リスクを抑えながらも効率的な資産運用を
実現することができます。
●投資で重要な3大要素「換金性」「安定性」「収益性」
安定した投資成績を求めていくと
以下の3つの要素をバランスよく
満たすことが求められます。
- 換金性
- 安全性
- 収益性
ところがこの3つはお互いに
反する特性を持っていて
投資信託だけとか米国株だけでは
3つのバランスを取ることが難しいのです。
そこでそれぞれに優れた資産に
分散投資することで
全体で見れば3つの特性をバランスよく
満たすように自分だけの資産を
形成できるのです。
これがポートフォリオの醍醐味であり、
最大のメリットとなります。
■ポートフォリオのリターン(期待収益率)・リスク・シャープレシオを把握する
●ポートフォリオの良し悪しを判別するための「期待収益率」
ではポートフォリオは
どのように良い悪いを判断すれば
よいのでしょうか?
投資判断に利用できる数値として
「期待収益率」というものがあります。
さらに詳しく
ある投資対象の将来の収益と
その発生確率から
期待できる収益率を
期待値として算出します。
たとえば50%の確率で2倍になって
残り50%の確率で半分になるなら
期待収益率は以下の計算で
1(増えも減りもしない)となります。
50%(0.5)×2倍 + 0.5%(0.5)×1/2倍 = 1
この値が1を超えるような資産に投資をすれば
きっちりと資産を増やせるようになります。
●期待収益率の算出方法「ヒストリカルデータ法」「ビルディングブロック法」
期待収益率の算出方法としては、
過去のデータを利用する"ヒストリカルデータ法"や
投資対象の収益を構成する要素
(GDPやインフレ率など)に分解して
それぞれの予想値を組み合わせる
"ビルディングブロック法"などがあります。
ポートフォリオ全体の期待収益率の場合には
各資産の期待収益率の合計を
ポートフォリオにおけるその資産の金額比率に
合わせて平均化して算出します。
●資産のリスクは分散・標準偏差でバラつきとしてみる
一方でそれとは別に
資産のリスクも計算しておく必要があります。
資産のリスクとは減る確率という意味ではなくて
増えたり減ったりする確率とその額が
どれくらいバラつきがあるのか
(安定しないのか)
という点で評価します。
ココがポイント
リスクは分散・標準偏差
という方法で計算します。
少しだけ説明しますが 難しい内容なので
ここは飛ばしてもらっても構いません。
「資産の収益率の分布に
どれだけバラつきがあるか
数学的に計算する方法」
とだけ覚えておけばOKです。
例えばある資産の
期待収益率が5.0%で、
リスク(標準偏差)が20%
であったとします。
ココがポイント
標準偏差とは数学の分布で
中心点からの上下へのバラつきは
約68%の確率で標準偏差分に収まる。
ということを表します。
難しいのでもう少し具体的に説明します。
期待収益率5.0%を中心点にすると
そのバラつきは
マイナス方向に20%となる
5-20=-15%までに収まる確率が1/3
プラス方向に20%となる
5+20=25%までに収まる確率が1/3
つまりこの資産は多くの場合(2/3)に
-15%~+25%のリターンになる。
ということが言えます。
資産のリスクを評価するときは
この2/3までに収まる範囲
(1標準偏差と呼びます)
が起こりえると定義して
リターンとリスクを考えるのが一般的です。
この資産は毎年-15%から
+25%のふり幅に収まりながら
長期運用していくと考えると
トータルではプラスになりそうだ、
ということが想像できると思います。
リスクが低いと-5%から+10%くらいに
バラつきが抑えられて安心できるけど
物足りない。
リスクが大きいと-50%から+60%のような
ちょっと怖い値動きのリスクを
負うことになります。
リスクの大小のイメージが湧けば幸いです。
●異なるリスクの資産を組みあわせることでポートフォリオ効果が発揮される
異なるリスクの資産を
ポートフォリオに組み入れると
リスクがうまいこと
分散・低減されて最適化できます。
これをポートフォリオ効果と呼びます。
■ポートフォリオの構築方法「アセット・アロケーション」
●アセット・アロケーションはアセット・クラスに分類して配分を決める
ではポートフォリオはどのように
作っていけばよいのでしょうか?
王道の方法として
「アセット・アロケーション」
という手法をご紹介します。
アセットアロケーションは
資産をいくつかのクラスに分類します。
- 日本株式
- 先進国株式
- 日本債券
- 先進国債券
などなど
各資産クラスごとの期待収益率やリスク、
他の資産との相関関係などを考慮して
どの資産をどれだけ買うかの配分を決めていきます。
とはいえ個人が期待収益率やリスクなどを
計算するのは普通にムリです。
そこで賢い人たちやプロの人たちの意見を
活用させてもらうことにします。
●各資産のリターン(期待収益率)を調べる
今回はアメリカのJPモルガンが公表している
データを紹介します。
日本円をベースに投資をした場合、
今後10~15年における1年あたりの
平均期待収益率のデータを見てみます。
- 日本株式:5.0%/年
- アメリカ株式:2.4%/年
- 先進国株式:3.1%/年
- 新興国株式:5.2%/年
- 日本国債:0.7%/年
- アメリカ国債:0.9%/年
- アメリカ不動産:4.1%/年
- 金:1.3%/年
直感的に見ると、正直「?」って感じですが、
JPモルガンの予測によると
今後10-15年の平均リターンは
アメリカより日本や新興国の方が高いと
予測しているようです。
(日本人が日本円を元手に投資する場合)
さらに各資産のリスクなども見ながら
自分の欲しい年率リターンとリスクが
うまくかみ合う配分を探して
資産を組み合わせていくのが
アセット・アロケーションの醍醐味です。
●リスクとリターンのバランスを見るにはシャープ・レシオ
とはいえリターンとリスクのバランスが
いい感じがかどうかと言われても
よく分からないと思います。
そこで役に立つのが「シャープ・レシオ」
という値です。
ココがポイント
シャープ・レシオの値が大きい程
リスクが小さく、リターンが大きい
投資先といえます。
ちなみにシャープレシオの名前の由来は
ノーベル経済学賞を受賞した
ウィリアム・シャープ氏が考案したからです。
投資信託などを購入するのであれば
目論見書などのページに
シャープレシオの値が記載されています。
Googleで
「投資信託の名前 シャープレシオ」で
計算するとすぐに見つかると思います。
例えばeMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)の場合。
3年期待収益率が17.02%で
3年リスクが23.05%となり
3年シャープレシオは0.80となります。
よく比較されるeMAXIS Slim米国株式
(S&P500)の場合。
3年期待収益率が19.89%で
3年リスクが17.93%となり
3年シャープレシオは1.11となります。
3年間のシャープレシオだけを比較すると
米国株式(S&P500)のほうがシャープレシオが高く
少ないリスクに対して大きなリターンが望める、
ということが言えます。
あくまで参考指標の一つであり、
短期的な値しか計算されていないのですが、
購入する資産や投資信託の評価として
活用してみてください。
■理想的なアセット・アロケーション(資産配分)のおススメ
●レイ・ダリオのポートフォリオ
ではポートフォリオの基本と目的、
リターン(期待収益率)や
リスクを理解したところで
具体的にどのような資産配分
(アセット・アロケーション)が良いのか、
著名なポートフォリオをご紹介します。
ここでは世界最大の
ヘッジファンドを運営している
アメリカ人投資家のレイ・ダリオ氏が提唱する
ポートフォリオをご紹介します。
- 株式:30%
- 長期米国債:40%
- 中期米国債:15%
- 金:7.5%
- コモディティ:7.5%
基本的な考え方は
「リスクがX倍となる金融商品の
保有率をX分の1にする」
というものです。
リスクが2倍の資産なら保有率は半分に、
リスクが3倍の資産なら保有率は1/3に、
といった感じです。
●最近はビットコインを組み入れる機関投資家が増えている
また最近は金の代わりに
ビットコインなどの仮想通貨を
1~3%程度組み入れる
機関投資家や大企業も増えています。
ココがポイント
レイ・ダリオ氏も金の代わりに
ビットコインを保有していることを
明らかにしています。
仮想通貨やビットコインのように
リターンもリスクも高い資産を
少額だけポートフォリオに含めることで
ポートフォリオ全体のリスクは抑えたままで
リターンを向上することができるのが
ポートフォリオ投資の優れたところです。
株式や投資信託だけの
ポートフォリオになっているなら
債権や仮想通貨を新しく加えてみると
ポートフォリオ全体のリスクリターンが
改善します。
ポートフォリオに少額だけ
仮想通貨を組み入れるメリットとしては
以下が挙げられます
- 少ない割合だけなら
損失のダメージは少ない - 大きく伸びたらしっかりと
恩恵を得られる - 投資しないリスクを避けられる
※SNSなどで他の人の爆益報告で
メンタルダメージを避ける効果も - 異なる新しい種別のアセットが
加わることでポートフォリオの
分散が進む
まだビットコインを保有していない人は
いまのうちに資産の1%くらいを目途に
まずはちょこちょこ組み入れていくのを
おススメしています。
ビットコインを購入するなら
ビットフライヤーがおススメです。
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bitFlyer(ビットフライヤー)の特徴とおすすめポイント
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長期投資のポートフォリオの改善のために
組み入れるには最適なタイミングです。
●年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のポートフォリオ
ちなみに日本の年金の運用期間である
GPIFのポートフォリオは以下の通りです。
- 国内債券:25%
- 外国債券:25%
- 国内株式:25%
- 外国株式:25%
非常に安定感があって
成績も良いと評判の
ポートフォリオになっています。
■まとめ
最後までご覧いただき
ありがとうございます。
ポートフォリオの資産配分や
アセットアロケーションにもとづいた
分散投資のメリットについて
お分かりいただけたでしょうか?
改めて記事の内容をまとめます。
【この記事の結論】
■投資ポートフォリオとは
複数の資産を組み合わせて構築する
長期投資における究極の分散投資
■ポートフォリオに組み込む資産は
リターン(期待収益率)・リスク・
シャープレシオを見ながら
バランスよく配分する
- eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
●3年期待収益率:17.02%
●3年リスク:23.05%
●3年シャープレシオ:0.80 - eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
●3年期待収益率:19.89%
●3年リスク:17.93%
●3年シャープレシオ:1.11
■ポートフォリオ構築の基本は
アセット・アロケーション
資産クラスに分類して配分を決める
- レイ・ダリオのポートフォリオ
株式:30%
長期米国債:40%
中期米国債:15%
金:7.5%
コモディティ:7.5%
■ビットコインなどの仮想通貨を
ちょっと組み入れると
ポートフォリオがさらに強化される
ポートフォリオの強化のために
ビットコインを買うなら
ビットフライヤーの取引所が最適!
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ぜひ自分なりのポートフォリオを
構築・改善して資産を効率的に増やしましょう。
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