ご覧いただきありがとうございます。
「たま」と申します。
転職前の年収は34歳で650万円。転職後の年収は1,050万円。転職して能力が劇的に上がったわけじゃない。勤務時間は月20時間くらい増えたけど、同じ人間が同じような仕事して、月30万円以上の増収増益。特に30代くらいからは、業種や会社で給与形態は大きく違うので、「どの会社で働くか」もすごく重要🥺
— たま@投資と英語とブログと#米国株・仮想通貨・DeFi (@tamacraif) June 21, 2021
こちらの記事では、
転職経験のある僕が、
退職時に調査した
退職金の引き継ぎについて
経験談をお話しします。
どれくらい受け取れるんだろう?
内訳は?引き継ぎなんてできるの?
などの疑問にお答えします。
5分程度でサクッと
読める記事となっています。
目次
退職金の一部だけ引き継ぎができる
まず結論ですが、
退職金の引継ぎは、
「できるもの」と
「できないもの」があります。
詳細は後程書きますが、
大半は引継ぎできずに
そのまま銀行振込で
現金で受け取ります。
引き継ぐメリットは、
個人的には感じなかったので、
受け取れる分は
受け取っていきましょう♪
ちなみに受け取ったお金の使い道は、
投資に回しました。
前回の記事でも少し触れています。
退職金の内訳
ではさっそく退職金の内訳について、
僕の経験談(受取額)を踏まえて、
ご紹介していきます。
前提として、
当時の状況をご紹介します。
会社の特徴
●東証一部上場企業(の子会社)
●時価総額Top5に入る大企業
●福利厚生がかなり手厚い
●企業の歴史はかなり古い
●労働組合、OBが強い
僕のステータス
●退職時の基本給は約35万円
●勤続10年間(24歳~34歳)
●管理職一歩手前のチーフ職
退職手当(一時金)
まずはメインとなる
「退職手当(一時金)」です。
勤続年数に応じて
企業が積み立ててくれていて、
退職時に支払われます。
退職手当は引継ぎ「できません」。
こちらは現金での銀行振り込みで
受け取るしかないです。
僕の場合は、勤続10年で
「¥4,429,188」でした。
これは世間的には
かなり多いほうのようです。
なお、退職手当には、
注意点が二つあります。
勤続年数に応じて、積み立て金額からの減額がある。
勤続年数によっては、
減額されるケースがあります。
ここは企業ごとにかなり異なるので、
一度ご確認いただくことをお勧めします。
人事制度などの規約・内規に
記載があることが多いです。
定年まで勤続しないと減額されるケースや、
10年未満だと支給されないケースなど、
いろいろありますのでご注意ください。
僕の場合は、勤続7年目以降は、
全額支給でしたので、
全額いただきました。
税金が課税される
退職金から税金が
課税されるケースがあります。
税金の対象外となる
控除額が決まっていて、
それを超えた金額に対して
税金がかかるイメージです。
こちらは退職手当に加えて、
後述する確定給付年金を
一時金として受け取る額も
加算して計算されます。
僕の場合は、
退職手当+確定給付年金で、
約515万円に対して、トータルで、
所得税:1.8万円
住民税:3.5万円
取られました。。
細かい税制については、
こちらのページが参考になります。
りそなグループ:退職金にかかる税金とは?所得税・住民税の計算方法、控除額などの基本的な内容を解説
企業年金
退職金のもう一つの柱が、
「企業年金」です。
こちらは厚生年金にプラスで、
企業が用意して
積み立ててくれている年金ですね。
制度自体がない会社も多いのですが、
会社が用意してくれていれば、
こちらも受け取ることができます。
こちらの年金の一部が、
引き継ぐことができます。
企業年金にはさらに、
以下の二つがあります。
●確定「給付」年金
●確定「拠出」年金
詳しく見ていきましょう。
確定「給付」年金(DB年金)は引き継ぎが"できない"
確定「給付」年金は、
もらえる額(給付額)が最初から
決まっている年金です。
いわゆる一昔前までは
主流の年金で、
「DB年金」と呼ばれるものです。
※Defined Benefit
ここ5~6年くらいで、
確定「拠出」年金(DC年金)へ
切り替わるケースが
多くなってきていますね。
こちらは基本的には、
退職先に引継ぎできず、
自分で受け取ることになります。
受け取り方は二種類あって、
一括で受け取るか、
将来年金として受け取るか、
選ぶことができました。
僕は当然、
一括受け取りを選択して、
自分で運用することにしました。
振込は退職手当と同時でした。
いつ振り込まれたかは、
こちらの記事をご覧ください。
確定「拠出」年金(DC年金)は引き継ぎが"できる"
唯一引き継げるものとして、
確定「拠出」年金があります。
最近主流の年金で、
「DC年金」と呼ばれるものです。
※Defined Contribution
この記事では今後、
DC年金と呼びます。
年金の原資だけを会社が
出してくれて、
自分で運用商品を選んで、
増やしたり減らしたりできる制度です。
(プラスで自己拠出もできる)
iDeCoを会社が
用意してくれているようなものです。
投資商品が限られているので、
僕は解約して
現金で受け取りたかったのですが、
残念ながら受け取れませんでした。。
なので、引き継げるというより、
引き継ぐしかない、
というのが正しいですね。
一定の要件を満たしたら
一時金として受け取れるようですが、
かなり条件は厳しいようです。
確定拠出年金は解約できるの? 必要な手続きとメリット・デメリット
確定拠出年金の引き継ぎ方法
確定拠出年金の引継ぎ方法として、
転職した会社にDC年金制度があれば、
そちらへ移管の手続きが必要です。
転職した会社に
DC年金制度がない場合には、
個人でiDeCo口座を開設して、
移管の手続きが必要だそうです。
手続きをしないと、
国の運用機関に勝手に移管されて、
手数料を取られるらしいので、
注意してください。
僕の場合は、50万円程度が
DC年金として残っていたので、
転職先の会社のDC年金に移管しました。
国内外の株と債券に分散して、
いまでも運用しています。
商品の自由度がないので、
マッチング拠出
(給料からさらに投資する)
はしてません。
受け取れるものは受け取って投資しよう
ここまでご覧いただき、
ありがとうございました。
最後にまとめますね。
まとめ
●転職時に引継ぎができるのは、
確定拠出年金(DC年金)だけ
●退職手当・確定給付年金(DB年金)は
引継ぎできない
●確定給付年金(DB年金)は、
一括受け取りと
年金受取ができる
●確定給付年金(DB年金)の
一括受け取りは
退職控除の対処額となるので、
税金に注意
退職すると意外といろんな手当から、
受け取れるのは驚きましたね。
個人的には、受け取れるものは
できるだけ早く受け取って、
投資にぶち込んでいくのが、
最終的にはいいと信じています。
リスクを負ってでも資産を増やしたいと
思う方はぜひ投資しましょう♪
この記事を読んだ後のおススメのアクション
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