TOEIC Part5 解き方徹底解説 #17(依存される時間、依存する時間)

TOEIC Part5の解き方
徹底解説シリーズです。

このシリーズでは、
TOEIC970点の僕が
Part5をどのように解いていくか、
頭の中を解説していきます。

解き方の参考になると幸いです。

#17

練習問題
https://english-learninghelp.com/toeic-grammar/

問題はこちらのサイトから引用させていただきます。

問題

This operation may take some time ------- the processing time of the system.

(A) depends
(B) depending
(C) depend
(D) depended

この問題の目標解答スピード：
45秒以内（ハイスコアは20秒以内）

step
1まずは選択肢を確認し、問題タイプを見極め

いつものように
選択肢から見ていきます。

今回は depend の変化形ですね。

同じ単語の形が違うタイプなので、
速く解きやすい問題です。

正解率は高いタイプなので、
しっかり、素早く
得点していきましょう！

step
2空所の前後を確認し、反射で解答できるかトライ

では続いて、
空所の前後を見ていきます。

基本的にこのタイプの問題は、
空所の前後だけで正解できます。

前後を見て答えがわからない場合には、
あまり時間をかけず、
次の問題に進むのが高得点のコツです。

空所の前は、
take some time -------
"いくらか時間がかかる"
「動詞＋名詞（目的語）」

空所の後ろは、
------- the processing time
”処理時間に----”
「名詞」

空所の前がすでに
文法として成立しており、
空所の後ろはおまけ（さらに説明を追加する）
と考えられます。

つまり、 some time を
後ろから修飾する形になります。

dependは"依存する"
という意味になるので、
"処理時間に依存していくらか時間がかかる"
という文になると予想されます。

では、その意味を満たすのに
どの選択肢が最適か、
考えていきます。

step
3選択肢を絞り込んで正解を見つける

選択肢の型を確認します。

(A) depends：動詞・三単現
(B) depending：動名詞
(C) depend：動詞の現在形
(D) depended：過去分詞

ここから消去法で考えていきます。

まず空所前の some time は不可算名詞なので、
単数形とセットで使う (A) depends は入りません。
＃some time は複数形と同じ扱い。

続いて (C) depend：動詞の現在形。
名詞を後ろから修飾するときには、
動詞の現在形は入らない
のでこれも違います。

残りはふたつ。
(B) depending：動名詞　か
(D) depended：過去分詞　か