こんにちは、たま(tamacraif)です。
この記事ではTOEIC満点の僕が
高校1年生～3年生が英検2級に挑戦する際の
レベル・難易度や必要な学力
勉強方法について解説します。
学年別の学習進行度やいまの偏差値、
学校のテストの点数などをベースに
最短・最強の勉強プランを解説していきます。
英検2級のレベルとは？高校生にとっての難易度
英検2級は高校生が受験するにあたって
なかなか難しい部類の試験です。
英検2級のレベルは高校卒業程度に相当し
英語で日常会話をこなせる能力が必要です。
英語の基礎が固まっていることは前提で
文法、語彙、読解、リスニング、
ライティング、スピーキングなどの技能が
バランスよく求められます。
英検2級はどのくらいの英語力が必要？
英検2級は日常生活で使う英語を理解し
会話や文章で表現できる力を測る試験です。
ポイント
高校2年生〜3年生で習う英語の範囲が
試験範囲に含まれます。
関係代名詞や時制などの文法に加え
約5,000〜6,000語の語彙力が必要です。
スピーキングやライティングでは
自分の考えを英語で表現する力も
必要となります。
高校1年生にとって英検2級のレベルはかなり高い
高校1年生にとって
英検2級はかなり高めのレベルで
特に語彙力とリスニング力が不足しがちです。
注意ポイント
学校で授業を聞いて
テストで平均点を取っているだけなら
まずは取得できないレベルでしょう。
偏差値でいうと55以上が英検2級の合格目安です。
高校1年生なら
1日1.5時間の学習を6ヶ月続けることで
合格が見えてきます。
たとえば単語力・語彙力の強化なら
1日10単語を覚えていけば
半年で約1,800単語を習得できます。
リスニングについては
登下校時に英語を聞くことを
習慣にすると捗ります。
大学入試では出題されない
スピーキングについては
オンライン英会話や英会話スクールで
コミュ力と一緒に強化するのが効率的です。
高校2年生なら英検2級のレベルにかなり近づく
高校2年生になると
学校の英語授業が英検2級のレベルに
かなり近づきます。
特に英検の長文読解は
学校の定期試験や模試でも類似した問題が
出題されることが多いです。
ポイント
高校2年生時点で
偏差値50～55の英語力を持っている生徒なら
3〜4ヶ月の集中した学習で
英検2級に合格できる見込みがあります。
高校2年生が特に重点的に意識したいのは
リスニング力の向上です。
リスニングは授業の英語だけでは不十分で
ネイティブの質の高い英語を
普段から耳に慣れさせておく必要があります。
高校3年生はほぼ英検2級レベル
高校3年生では
学校で学ぶ英語のカリキュラムが
英検2級の内容とかなり近いので
学習の効率が高まります。
英検2級の試験内容は
大学入試のセンター試験（共通テスト）や
私立大学の英語入試問題と同等レベルです。
そのため高校3年生は受験勉強をすることで
同時に英検2級の対策をすることができます。
ポイント
特に英語の偏差値が50を超えてくれば
1日1時間程度の追加学習で
英検2級を取得することができます。
高校3年生になれば
文法や語彙力などのリーディングは
ある程度身についています。
となると重点的に対策が必要なのは
リスニングとスピーキングです。
ここはとにかく慣れが必要なので
オンライン英会話や英会話スクールで
集中的に底上げしましょう。
高校生が英検2級を取得するメリット
英検2級を取得することは
特に高校生には多くのメリットが
存在します。
- 入試における優遇措置
- 海外留学
- 自己肯定感のアップ
詳しく見ていきましょう。
英検2級取得で大学入試が免除・加点など優遇される
英検2級を取得することで
いくつかの大学において
優遇措置を受けることができます。
主にこんな大学が英検2級の優遇措置をしています。
- 上智大学 公募推薦
- 立命館大学 AO入試
- 早稲田大学 国際教養学部
(5点加点) - 中央大学 国際経営学部
(英語試験が免除) - 千葉大学 国際教養学部
(加点) - 大阪教育大学 英語教育系学科
(加点) - 兵庫県立大学 国際商経学部
(加点)
英検2級を利用できる大学は
200校程度あるとされています。
ただし具体的な優遇内容は
大学・学部によって異なるため
志望校の入試要項で詳細を確認することが重要です。
海外留学の準備に役立つ
英検2級を取得することで
高校生のうちの短期留学や
ホームステイなど
海外での学びにも役立ちます。
多くの留学プログラムでは
一定の英語力を証明するために
英検の合格証が求められることがあり
英検2級の取得が海外での学びの第一歩となります。
自己肯定感・モチベーションの向上
資格を取得すること自体が
大きな達成感をもたらします。
ポイント
高校生の段階で英検2級を合格することは
自分の英語力に自信を持つきっかけとなり
さらなる学習意欲の向上にもつながります。
特に挫折を経験しやすい
大学受験の勉強において
英検を取得したという自信は
大きな助けとなってくれるでしょう。
英検2級の合格点と高校生の合格率：どれくらいの難易度？
英検2級の合格点と正解率
英検2級の合格点は
一次試験: 1520点、二次試験: 460点
となっています。
具体的な正解数・正解率としては
以下の通りです。
- リーディング:
：38点満点中21点 - リスニング:
：30点満点中18点程度 - ライティング
：16点満点中10点程度
だいたい60%の正解率があれば
合格が目指せます。
高校生の英検2級合格率
高校生の学年別、英検2級合格率は
以下の通りです。
- 高校1年生：25%
- 高校2年生：35%
- 高校3年生：45%
やはり学年が進むにつれ
合格率が上がっていくようです。
一次試験（リーディング・リスニング・
ライティング）の合格率が35%程度で、
二次試験（スピーキング）の合格率は
85%となっています。
英検2級に合格するための実力を大学入試偏差値で判断する方法
偏差値50～55程度の英語力があれば
英検2級に合格できる可能性が高いです。
偏差値50は
平均的な高校生の英語力です。
基礎的な文法や単語の知識はあるものの
読解やリスニングに苦戦することがあるレベル。
偏差値50であれば
半年～1年程度の勉強を行うことで
英検2級の合格が目指せます。
偏差値55は
平均ちょい上の英語力です。
このレベルの英語力があれば
半年くらいの勉強で合格を狙えるでしょう。
学校の定期テストで何点くらい取れていれば英検2級に合格できるか
まだ模試を受けていなかったり
自分の偏差値が分からない場合には
学校の英語のテストの点数で
ざっくりと英検2級と比較することができます。
平均的なレベルの高校のテストであれば
常に70点以上を取れていれば
十分に英検2級を目指すことができます。
英検2級と高校の英語授業の違い：何を強化すべきか？
英検2級は「実用的な英語力」に
焦点を当てており
実生活で使えるスキルを測定します。
一方で高校の授業・テストは
「授業内容の理解度」の確認と
「大学入試への準備」を目的としてます。
英検2級と学校のテストで問われるポイントの違い
英検2級は主に日常会話で
使われる英語力を測るため
リスニング、リーディング、
ライティング、スピーキングの
4技能全てが重要視されます。
特にリスニングやスピーキングの部分では
実際に会話を聞き取る力や
自分の考えを適切に伝える能力が問われます。
一方、学校のテストは主に
授業で学んだ文法や単語の暗記、
教科書の内容の理解が中心です。
リスニングやスピーキングが
含まれることは少なく
文法問題や長文読解が中心です。
高校生が英検2級に合格するには
特にリスニングやライティングの
強化が不可欠となります。
高校生が英検2級のレベルに到達するための効果的な勉強法
英検2級に合格するためには
学校のテスト対策だけでは不十分です。
高校の授業に加えて
以下の点を追加で対策しましょう。
英語リスニングの習慣をつける
リスニングは英検2級の試験で
非常に重要となります。
ポイント
特に高校生にとっては
英語に耳を慣れさせることが最重なので
通学時に英語を聞く習慣をつけましょう。
英検2級の過去問などを聞くのが一番ですが
楽しく継続することが大事なので
ストーリーがあるものや洋楽でもOKです。
英検用の語彙力の強化
英検2級では高校の授業や大学入試とは
違うタイプの英単語が登場します。
大部分は高校の学習範囲で
カバーできていますが
英検用の単語帳があれば
より効率的に対策できます。
ポイント
単語の暗記も習慣化して
毎日少しずつ対策していくのが
一番ラクで効率的です。
毎日5単語くらいから始めてみましょう。
スピーキングは英会話学校・オンラインスクールで
スピーキングは
英検二級に特有の試験となり
追加の対策がほぼ必須です。
ただ慣れればスラスラ出てくるようになるので
最初さえ乗り切れれば勝ちです。
最初は英会話学校のグループ授業や
オンライン英会話などで
しっかりとサポートしてもらいましょう。
特に英会話学校のグループレッスンは
高校生も多く在籍していますので
新たな出会いや刺激をもらえます！
まとめ
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
英検2級は高校の英語授業の
延長で取得できるレベルの
コスパの良い資格です。
大学入試にも有利に働きますし
自分への自信・モチベーションアップにも
つながります。
ぜひ頑張って取得して
人生を有利に進めましょう！
