TOEICと英検の難易度を徹底比較！どちらがあなたに合っているかを解説

こんにちは、たま(tamacraif)です。

この記事はこんな人向けの記事です。

• TOEICと英検のどちらを
  受けようか迷っている
• TOEICと英検の難易度を比較したい
• 自分にはどっちの試験が合うのか
  判定したい 

英語力を測る試験として
TOEICと英検はどちらも広く知られています。

しかし、その難易度や目的、勉強法には
大きな違いがあります。

この記事では
TOEICと英検の難易度を徹底的に比較し
どちらがあなたに合っているのか
ピタリと当ててみせます！

TOEICと英検の概要

TOEICはビジネス向けのリスニング・リーディングテスト

TOEICはビジネスの現場での
英語力を測定する試験です。

そのため問題の内容は
会議や出張などビジネスシーンが多く
リスニングとリーディングのみなっています。

スコアはだいたい200点～990点までの間で
就職や昇進に際しては600点がひとつの目安になります。

英検とは学生に人気の総合英語試験

英検は、特に学生に人気の試験です。

英検は1級から5級までの7つの級があり
特に1級は非常に高い英語力が求められます。

試験はリーディング、リスニングに加え
ライティング、スピーキングの4技能を
バランスよく測定することができ
総合的な英語力を評価します。

TOEICと英検各級の難易度比較

ではTOEICと英検は
どちらが難しいのでしょうか？

TOEICはスコア制で同じテスト、
英検はいろんな級ごとに違うテストなので
一概には比較できません。

またTOEICはリスニング・リーディング、
英検はそれに加えてライティングと
スピーキングが求められるので
必要となるスキルも異なります。

そこで英検の各級がTOEIC何点に相当するか
という観点で難易度比較をしていきます。

英検1級はTOEIC945〜990点相当の最難関

英検の最上級である英検1級は
TOEICスコアに換算すると
945~900点に相当します。

高度な語彙力、読解力、リスニング、
スピーキング、ライティング能力が
求められます。

正直、TOEIC満点を獲得した自分なら
英検1級はノー勉でもいけるかと思ってましたが
過去問を解いてみて打ちひしがれました...

TOEICは英文の処理スピードが求められる

TOEICでは特にリーディングで
英文の処理スピードが重要です。

リスニングでは速いテンポの英語を聞き取り
素早く回答する必要があるため
短期的な記憶力と瞬発的な理解力が必要です。

リーディングパートは全100問あるため
すべての問題を取り終わるには
TOEIC900点レベルの実力が求められます。

またビジネス文書やEメールなど
ビジネスでよく使われる形式の文章が出題されるため
単なる文法の知識だけでなく
その場面をイメージできる経験・想像力が試されます。

英検1級は問題文や単語のレベルがTOEICとはけた違い

英検1級は特に難易度が高いとされ
合格率も約10%と低いです。

ライティングでは
アカデミックなトピックに対する意見を
論理的に展開する力が求められます。

スピーキングでは
即興で意見を組み立てて
試験官とディスカッションする能力が試されます。

TOEIC満点と英検1級満点なら確実に英検1級の方が難易度が高い

それぞれの難易度を比較するのは難しいですが
単純に問題の難易度レベルを比較すると
英検1級の方がTOEICよりはるかに難しいです。

単純に語彙力・単語力を上げたいなら
英検1級の単語帳を勉強するのが近道です。

TOEICはビジネス寄りに洗練された
よく使われて通じる英単語といった感じですが
重複する部分も多いので
最初から英検1級の単語で勉強すると
無駄が少ないように感じます。

TOEICと英検、あなたに合った試験はどっち？

大学生や社会人はTOEIC一択

就職や転職、昇進など
仕事と給料に直結するのは
やはりTOEICです。

英語をビジネスライクに学ぶなら
TOEICで900点越えまでを
最短で狙っていくのが効率的です。

最近は大学生で900点超える人も多いので
すごいなぁと素直に感心します。

英語で食べていきたいなら英検も必須

英語教師や通訳など
英語をメインとして食べていきたいなら
英検1級も必要です。

難関大学の入試だったり
学術的な文章だったりを
読み解いていくには
英検1級レベルが求められます。

英語を本気できわめて職業にするなら
英検1級にも挑戦しましょう！